おしゃべりするインコをテレビやYouTubeで観たり、かわいい小鳥の写真を見て、鳥を飼いたいなぁと思う方は少なくないと思います。
小鳥との暮らしは、心が豊かになり、とても癒されます◎
でも・・・いい事ばかりではないんです。
私たちは、二極の世界で生きています。
光があり闇がある、陰があり陽がある(呼吸も吸うと吐くですしね)
この辺の話は長くなるから切り上げるとして(笑)、小鳥との暮らしにはメリットもあれば、デメリットもあります。
ペットを飼う前に知っておいて欲しい事、セキセイインコを迎える前の心がまえを書いてみました。
一生、愛する事ができますか?
ペットとしてお迎えする動物(※ここではセキセイインコに限定して書きます)は、人間の赤ちゃんと一緒です。
一人では何もできません。
ご飯をあげて、おウチの掃除をして、お世話してあげる必要があります。
セキセイインコの寿命は7〜10年、長いと15年以上生きるコもいます。
大切な家族の一員として、生涯お世話できますか?
・おしゃべりする事を期待して飼ったのにおしゃべりしなかったから
・よく鳴いてうるさいから
・障害や病気があったから
人間の都合、思い通りにならないからといって、お世話を放棄するわけにはいきません。
私たちがいなければ、命をつなぐ事ができないからです。
人間と違い、成人して自立するとかないですから(笑)
命を預かるという責任と覚悟はありますか?
ただ「かわいいから」というだけで、軽はずみで飼うのはやめましょう。
ペットは、人間のおもちゃではありません。
セキセイインコの毎日のお世話に必要な事
毎日、必ずする事をまとめました。
ケージの掃除
小さな小鳥でも、ケージの中は結構汚れます(笑)
糞も沢山しますし、餌のシードの殻なども散乱します。
ケージ内だけでなく、ケージ周りも汚れます。
- 糞切り網の下に敷いた紙を交換しましょう◎
鳥はきれい好きです。
ウ◯コをクチバシで放り投げたりします(笑)
よって、ケージ周りも汚れます。
衛生的にも、敷き紙は毎日交換するのが望ましいです。
餌の補充・交換
毎日、新しい餌・お水に交換します。
ウチでは、毎朝決まった量を計量してあげています。
餌の量は目安として体重の10%と言われていますが、餌の減り具合を確認して足すなど臨機応変に◎
お水も毎日交換します。
暑い時期は2回交換する事もあります。
放鳥してあげる
いくら手のかからない小鳥とはいえ、ずーっとカゴの中の鳥では可哀想です。
1日に最低1回は時間をとり、ケージから出して思いっきり遊ばせてあげましょう◎
鳥はとっても繊細な生き物
セキセイインコは好奇心旺盛で、とても繊細です。
病気を未然に防ぐためにも、ストレスケアはとても重要です。
日中、お留守番ばかりで、大好きな飼い主さんとコミュニーケーションが取れないとストレスがたまるかも!?
鳥は愛の塊のような生き物♡
いつも飼い主さんを見てるし、いつも一緒にいたいし、真似したい。
かわいいからって、あんまり甘やかすのはお互いのために良くないですが、放鳥タイムには私たちも思いっきり愛情表現して可愛がってあげたいものですね。
小鳥と遊ぶ時間は、私たちにとっても楽しくて、癒される時間ですよ◎
運動不足解消のためにも、のびのび遊ばせてあげましょう。
体重管理・異変がないか観察が必要
できるだけ、毎日体重は計りたいものです。
セキセイインコは本能として、具合を悪いのを隠します。
飼い主の前で、ご飯を食べているふりをしたり、元気なふりをします。
けな気ですね(泣)
ちょっとした異変を見逃さないようにも、しっかり見てあげましょう。
体重が大きく減ってないか?糞の量は?形状は?
神経質になる必要もないですが、毎日愛情を注いで向き合っていたら、小さな変化も見逃しにくくなると思います◎
セキセイインコを飼う前に知っておきたいデメリット
セキセイインコをお迎えしてから、「こんなはずじゃなかった〜!」とならないように、あらかじめ知っておきたい事を書きますね。
- 大きな声で鳴く事があります
鳥さんは鳴くのが仕事なので、良く鳴きます。
鳴き声で感情表現もします。飼い主さんが見えないと、大声で鳴く事もあります。(呼び鳴き)
かわいいさえずりだけでなく、けたたましくスクリームしたり(笑)
- 噛まれると痛い事も!
普段は痛くない甘噛みでも、時には本気で噛み付いてくる事があります。
理由があって、本気で噛んでくる事もありますが、えっ!なんで!?何もしてないのに!?と不意打ちで噛んでくる事もあります(苦笑)
こちらがそこで「痛い!」と大きく反応すると、鳥さんからすると喜んでると思って、喜ばせようとどんどんやるようになるかもしれません。
鉄仮面でいきましょう。
- 容赦なく、どこでもフンをします
容赦ないです、止められません(笑)
放鳥したら、部屋がウ◯コまみれになるのは覚悟してください(大げさ)
ウチの子は、ケージから登場と共に、必ず1unko投下します。
おとなしく手乗りしてるかと思えば1unko!
肩に乗っては1unko!!
飛び立つ前に1unko!!!→これはきっとお尻からブラ下がったunkoを切りたいからだと睨んでいます。
手品のようにunkoが出現することも!(ウチだけですか?)
unkoパラダイス、略してウンパラです☆
変態発言かもしれませんが、ウ◯コすら愛おしいものですよ(爆)
- 生活費がかかります
初期費用としてケージを飼ったり、必要最低限のものを揃えてしまえば、それほど費用はかかりません。
犬や猫に比べれば、食費など、飼育にお金はかからないと思います。
健康診断や病気や怪我をした場合には、医療費がかかりますが、結構大きいです。
ウチの子もお迎えしてから、健康診断に連れて行きましたが、検査費用で2万円弱はかかりました。
通院となると、病院までの交通費や診察代、お薬代などで費用がかかる事は念頭に入れておいた方がいいです。
また、夏や冬は温度管理のために、エアコン代などかかる事も覚悟しておくといいでしょう。
- 旅行などの外泊問題
一人では何もできない赤子同然のペットをほっぽらかして、外泊するわけにはいきませんよね。
一泊二日くらいなら、お留守番できると言いますので、お留守番を頑張ってもらうのもアリかもしれません。(私にはできない〜!親バカ)
信頼できる家族や友人に面倒を見てもらう、どうぶつ病院やペットホテルに預かってもらう、ペットシッターにきてもらうなど、対策を考えましょう◎
- 個性があります
当たり前ですが、人間に性格があるように、鳥にも性格があります。
やんちゃなコやおとなしいコ・・・それぞれ個性があります◎
お店ではおとなしくて懐っこいコに見えても、いざお迎えしたら暴れん坊将軍だったりなんて事も!(笑)
おしゃべりしてもらいたくて、セキセイインコのオスを飼ったとしても、全ての子がおしゃべり上手になるとは限りません。
また、雛の段階でお迎えすると、性別がわからない事もあります。
オスだと思って飼ったのにメスだったから・・という理由での飼育放棄は通用しません。
お迎えするにあたってのデメリットも理解した上で、生涯面倒をみることができるか、よ〜く考えましょう!