インコをお迎えしたら

セキセイインコの羽、クリッピングする?しない?

インコを飼ったら、飛べないようにクリッピングした方がいいのかな?

お迎えして、悩まれる方もいるのではないでしょうか。

これは、飼い主さんの考え方次第なので、どちらが良い悪いではないものだと思います。

ちなみに我が家では、お迎えしてまもなく、クリッピングしました。

大変な事になったから(苦笑)

ほんと、まいりました!

クリッピングした理由

我が家に来たばかりのチュッチュ先生。

まだケージではなくて、升箱で暮らしていました。

夜な夜な聞こえてくる「バタバタバタ!ブォーン!」という羽ばたきの音・・・狭い升箱の中で、飛ぶ練習をしていたんですね。

ある日、放鳥したら、練習の甲斐あって飛べるようになりました!

 

もなむ
もなむ
チュッチュ先生、鳥らしくなったね!
イキイキして、楽しそうだね!

 

そう喜んでいたのも束の間・・・

まだうまくコントロールできないからか、壁に激突したり、窓に突っ込んだり、姿見にぶつかったりして、何度かヒヤヒヤしました。

姿見は遊び場からは撤去、カーテンは閉めておくなどの対策をとりました。

 

ヒゲオ
ヒゲオ
羽を切る事で、自由に高く飛べなくなるから、怪我の確率は減るよね。
もなむ
もなむ
そうだよね。
クリッピングするのは、鳥本来の自然な姿ではないし、かわいそうな気もするね。
飼い鳥としては、安全かもしれないけど・・・

 

私は、なんの疑いもなく、飼い鳥はクリッピングするものだと思ってました。

小さい頃飼っていたセキセインコも、当たり前のようにクリッピングしていたので。

お迎えしたペットショップのベテランママさんも、「連れてきたら、羽切ってあげるよ」と言ってくれてましたしね。

トンデモない事態に!

ある日の放鳥時。

手を出すと乗ってくれるし、だいぶ我が家にも慣れてきて、そろそろケージデビューかな?と思っていた時の事です。

飛ぶ練習も毎晩活発に行っていて(笑)、放鳥時にはイキイキと嬉しそうに飛び回っていました。

それでも、あまり高くは飛ばないで低空飛行ばかりだったんですが、ある日高く飛び立ったのです!

 

ウソ!そこまで行く!?

 

我が家は天井が吹き抜けになってるんですが、ココ↓に行っちゃったんですよ!
窓枠の部分に。

そんでもって、鳥の習性だから仕方ないんだけど、とりあえず啄ばむじゃないですか。

おいおい!そこ普段掃除できないから、汚いはずなんだけど・・・(泣)

やめてくれ〜!
(病気にならないか心配)

普段手に乗ってくれるし、やれやれと名前を呼びながら手を差し伸べたところ・・・

乗らない。手乗りなのに、手に乗らない。微動だにしない。

 

もしや・・・

高く飛んだはいいが、おりれない!?

鳥だよね!?猫じゃないんだから・・・

飛べるよね!?飛ぼうyo!!

 

だがしかし、本人(本鳥)はこんな顔して口をパクパクしています。

高いステージに立って、誇らしげにも見えるし、「こんなとこまで来ちゃった!」と怖がってるようにも見える・・・

 

ま、鳥だし、飽きたらそのうち下りてくるよね

 

悠長にかまえて、そばで声かけたりしつつ、眺めていました。

30分経過・・・1時間経過・・・

 

これは、もしかしたらホントにやばいかも!
下りれないのかも!
(もっと早く気づけよ)

慌てて、イスやテーブルに乗って手を差し出すも、全然届かない!

テーブルの上にステッパーを置いても届かない(泣)

 

なす術がない。

 

どうしたらいいんだろう!

消防隊でも呼べばいいんだろうか?

インコの赤ちゃんの救出に消防隊!?
それとも警察呼ぶ?

頭の中で妄想を繰り広げ、何としてでもそれは避けたい!と、半泣きでチュッチュ先生に話しかけていました。

これでダメなら、ホントに救助を求めるしかない!

こうして私は、キッチンの流し台に登り・・・
流し台から冷蔵庫によじ登り(マジで怖かった!)
冷蔵庫の上に立ち・・・
背伸びをして指を差し出しました。

 

乗った!!!!!

よかった!!!!!(泣)

 

一安心したんですけど、私も下りれない(爆)

登ったはいいが、怖くて下りれない・・・

無人島で救助を求めるかのように、冷蔵庫の上で手乗りインコと立ちすくむ女の姿。

 

はたから見たら、すごく滑稽ですよね。

 

当の本人からしたら、笑い事じゃないんですけどね。
(今になって、その場面を思い浮かべると、我ながらウケる笑)

清水の舞台から飛び降りるつもりで(使い方間違ってる?)、自力で降りる事を決意。

何とか、無事に下界に戻って来ました。

この出来事が大きな引き金となって、そそくさとクリッピングをお願いしに行ったのです。

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クリッピングその後・・・

クリッピングをして思ったこと。

高く飛べなくなったから、目の届く範囲で行動してくれるので、安全面ではよかったです。

 

ただ、外見が羽を切ることで見映えが・・・

やっぱり切らない方が自然だし美しいです☆

クリッピング後のチュッチュ先生

 

鳥は本来飛ぶものなので、羽を切ってしまうことは、自然に反しているのかもしれません。

それでも、「幸せに生涯を暮らしてもらう」ことを考えると、環境などから安全面を考慮するのも必要なことですよね。

それは、一緒に暮らし、面倒を見る私たちの価値観で選択していくしかありません。

我が家での選択

お迎えして間もない赤ちゃんの時には、まだあまり人慣れしていないのと、うまく飛べないことから安全のためにクリッピングをしました。

雛換羽が終わり、大人の羽に生え変わってからは、今のところクリッピングはしていません。

 

万が一、また手の届かない、高い所に行ってしまった時には・・・今のチュッチュ先生なら手を差し出せば、飛んで来てくれると信じています(笑)

それにヒゲオさんが、こんなアイテムを作ってくれました!

ロング止まり木です!(笑)

これでもう、高い所に飛んじゃっても大丈夫!(のハズ)

 

もなむ
もなむ
今のところ、羽は切らないつもりだけど、結構やんちゃで吹っ飛んでるから(笑)怪我の危険を感じたら切るかも。
ヒゲオ
ヒゲオ
ケージから出ると、飛び回ってるよね。フルフル小刻みに震えて、嬉しくて仕方ないみたい。
チュッチュ先生
チュッチュ先生
狭い所から解放されて、おもちゃで遊び放題だもん。
嬉しくて仕方ないんだ。

おわりに

チュッチュ先生を見てると、クリッピングしてた時と比べて、イキイキしているように見えます。

 

もなむ
もなむ
私の所にも飛んで来て、肩に乗ってくれる姿は、愛しくて嬉しくてたまらないです♡
ヒゲオ
ヒゲオ
こっちも危ない所に行かないように、工夫はしてるよね。
でも、飛ぶのはプロだから(笑)うまくコントロールしてるのはさすがだと思うよ!
もなむ
もなむ
そうだね。危ない!って思っても、しれーっと方向転換して危険を回避してる(笑)
チュッチュ先生
チュッチュ先生
歩いたり走り回ったりするのも大好きだし、飛ぶのも大好きだよ◎
僕は、羽は切っても切らなくてもどっちでもいいんだ。
いっぱい遊んでくれればね。
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