スピリチュアル雑記

感謝はするものではない。祈ることしかできない。

ヒゲオの衝撃的な事故。

急に念願のひとり時間が増えてしまった私は、じっくり内観する機会が与えられたようです。

その時に感じたことをまとめてみました。

 

その涙のワケは?

事故後の3日間位は、とにかくよく泣いていました。

涙は浄化とも言うけれど、本当に何か洗い流しているようでした。

 

涙が出るたびに、「何で泣いてるの?」と自分に問いかけました。

 

ヒゲオの姿が痛々しいから?

そんな姿を見るのが辛いから?

今まで通りに、手が使えなくなるかもしれないのが心配?

それが可哀想だから?

それによって、生活が変わるかもしれないのが怖いから?

などなど…

 

全部当てはまるような、しっくりこないような。

とにかく、泣きたいだけ泣いてました。

 

ひとりで食事の出来なかったヒゲオのサポートをしていた時のこと。

 

食べ物を口に運んであげていたら、

「しあわせ」

ヒゲオが一言、言いました。

 

その一言を聞いた途端、ぐわーっとこみ上げてくるものがあって、涙が止まりませんでした。

 

口を開けるのも大変な傷だらけの顔で、後遺症の心配も拭えない状況での一言は衝撃的でした。

 

私は何を心配して、何を不安に思っていたんだろう。

結局は、自分のことしか考えてなかったのかもしれない。

 

ヒゲオの言葉を聞いて、もし万が一後遺症が残ったとしても、彼の手となってずっとサポートしていこうと、心の中で固く誓いました。

 

もなむ
もなむ

あの時の情景が焼きついていて、思い出すと涙が出ます。

なのに、当の本人は全く覚えていないようです(笑)

ヒゲオ
ヒゲオ

全然、覚えてないんだよね。

みんながスゴく心配そうにピリピリしてたけど、自分は結構平気というか、気持ちはゆったりしてたんだよ。

 

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当たり前の生活で欠けていたこと

普段、当たり前のように「ある」と思っていること。

当たり前になっていたヒゲオとの生活。

 

事故により、それがそうでなくなった時・・・

当たり前に感じていた全てに対して、感謝の気持ちが希薄になっている

そう気付きました。

 

「何かをしてもらって感謝する」ことはあっても、「既にあるものに対しての感謝」を忘れていたんですよね。

 

感謝って、「しようとしてするもの」ではなくて、「自然と湧き上がってくるもの」だと思います。

 

だからなおさら、「既にあるものに対しての感謝」を忘れてしまうのかもしれないですね。

 

ひとりの時間があまりない

不足にばかり目を向けて、もっとひとりの時間が欲しいと欲張っていたんですよね。

本当にひとりの時間が欲しければ、方法なんて他にもあったんです。

ひとりで旅行に行くとか、どこかホテルに泊まるとか・・

 

ふだん当たり前だと思って意識すらしてない事が、急に当たり前じゃなくなることってあるんですよ。

 

結局は、祈ることしかできない

事故の知らせを聞いてからしばらくの間は、気持ちが浮ついていたのか、祈る事しかできませんでした。

 

色々ヒーリングなど学んできたけれど、いざこういう状況を前にすると、祈る事しかできないんだな。

 

そう思いました、私の場合はですが・・・。

そして、学んできた事を活かせない自分に、もどかしさと無力さを感じました。

 

ヒーリングする事は何度も頭をよぎったけど、そういう気になれませんでした。

落ち着いてからは、本人の希望もあってヒーリングするようになりましたが、当面はひたすら祈るのみでした。

 

祈ることしかできなかった

祈ること以外、する気になれなかった

 

その後も、祈りについてぼんやり考える事があります。

 

感謝の湧き上がる出来事

Facebookからはほとんど離れてしまっていたのですが、ヒゲオに起こった事を投稿しました。

 

ヒゲオとの共通の友達もいたので、友達の目に止まるかもしれない。

それに、私が心細かったんだと思います。

事故の直後、現実を1人で受け入れる強さがありませんでした。

 

思いの外いろんな方が目にしてくださり、コメントやメッセージをいただきました。

ただただ、感謝しかありませんでした。

 

祈って下さったり、ヒーリングを送って下さったり、とても心強くて励まされました。

本当にありがたかったです。

 

おかげで、予定より早く一般病棟に移ることができ、順調に回復していきました。

 

既にあるものへの感謝

人とのつながりに対する感謝

 

よくいう言葉ですが、

人は、
人によって 傷つき
人によって 癒される

 

私にとって、深い感謝を知る経験でした。

 

伊太祁曽神社で引いたおみくじの言葉

事故の1ヶ月前に、和歌山の伊太祁曽神社で引いたおみくじの言葉を思い出しました。

 

お参りした時も、ちょっと叱られたように感じていたのですが(苦笑)、おみくじの言葉も気が引き締まるものでした。

 

神のこころはかわらぬものを、かわり易いは人こころ

難儀苦労の起こった時、一生懸命お願いする。

そして御たすけをこうむるとこころの底から喜ぶが、喉元すぎれば熱さを忘れ、間もなくろくろく拝みもしなくなる、可愛いとおぼしめす神様の御心はいつまで立つてもかわらぬ。

有り難いと思うこちらの心も変わってはならぬ。

身に沁みました(笑)

 

この事故のあと、私とヒゲオにまさかの急展開があったのです!

宇宙の流れに乗る☆ 衝撃の事故からまさかの展開へ「不思議な事故だね〜。何かありそうだよね。」 そう知人に言われていたヒゲオの事故でしたが、そこからこんな展開になるとは考えていませ...
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