父のがん宣告からの、驚きの展開と心の動きを書いています。
はじめから読むのはこちら
思いがけない報告
神に悪態を吐き、さんざん泣きはらしたら直後。
携帯に着信が・・・
父からでした。
ちょっと胸がザワザワしつつ出ると、
「癌じゃなかったって」
えっ!?
力が抜けました。
奇跡が起きたのかと思いました。
話によると、担当医から検査結果で「癌ではなかった」と報告があったそうです。
父はその報告が嬉しくて、すぐに私に連絡したとのこと。
いずれにしても、大量のポリープは取らないとダメみたいで、その手術はすることに。
父にはもう一つ、気がかりな事が・・・
数年前から、原因不明で肺に水が貯まる症状があるんです。
担当していた医師が退職するので、別の大病院に移る流れになりました。
天国から地獄へ
大病院では、全ての検査を1からやり直すことになりました。
「せっかくだから、しっかり診てもらうのもいいかもね。
癌ではなかったんだし、これから気をつけて生活していこう。」
そんな事を話していました。
この病院での検査の結果が出ました。
「癌でした」
怒りがこみ上げました。
怒っても仕方ないけど、短期間の間に、
癌→癌じゃなかった→やっぱり癌だった
と振り回され、家族の苦痛もそうですが、本人がどれだけショックなことか・・・
あれだけ嬉しそうだったのに!
天国から地獄に突き落とされた気分で、
「は?ふざけんな!」(スミマセン、口悪いです)
そう思ったのは、嘘ではありません。
悔しくてたまらなかった。
でも、とことん怒りを味わいつくして思ったのは、
確かに振り回されたけど、病院を変えたことで癌(ステージ2)だったことがわかった
「癌じゃなかった」というまま過ごすより、癌だったことがわかってよかったんじゃないか?
これを父にも伝えました。
そしたら、「お前はいいこと言うな」ってボソッと言いました。
私ができることは少ないかもしれないけど、少しでも心が軽くなるような事はできる。
そうやって支えていきたい。
そう思ったんです。
数年前に行った預言カフェで言われた言葉。
あなたが必ず癒されると信じること、希望を持ち続けてください
私が家族に希望を与えよう。
そう決めました。
預言カフェのことはコチラ
家族は、昨年末のがん騒動からはじまり、連動するように飼い猫も調子が悪い状態が続いていたので、みんな精神的に参っていたと思います。
希望を持ち続けること
最善を祈ること
そんな思いで日々過ごしていました。
さらなる試練があるとは知らずに・・・